配偶者ビザ

配偶者ビザ申請、SNSやインターネットで出会った際の注意点

SNSやインターネット上のサービス(マッチングアプリ等)で出会っても、「日本の配偶者ビザ取得は可能」です。

近年ではSNSを通して出会うことも多くなっており、そのことだけを理由で配偶者ビザが不許可になることはありません。

ですが、SNSでの出会いの場合には注意しないといけない点もあります。

詳しくは後述しますが、「会った回数」と「コミュニケーション言語」は審査上とても重要なポイントになりますので、解説していきます。

配偶者ビザはSNSやインターネットで出会っても取得可能

配偶者ビザ申請において、SNSやインターネット上での出会い(マッチングアプリを含む)が不利になることはありません。

「SNSでの出会いは不利」と記載されているサイトもありますが、そんなことはありません。

日本の配偶者ビザの申請においては、出会い方も審査で確認されますが、それよりも「交際から結婚に至るまでの経緯」がとても重要になります。

SNSで出会った際の配偶者ビザ審査ポイント

  1. 交際期間
  2. 実際に会った回数
  3. コミュニケーションが取れているか(言語)
  4. 年の差がある(15歳差以上は特に注意)

SNSで出会った場合は、特に上記4つの項目は審査上大切なポイントになります。

SNSで出会った際に不利になり得るポイント

インターネットで出会うことは簡単になりましたが、SNSを使うとメールよりもコミュニケーションが素早く取れて、「交際までの期間や結婚までの期間までも短くなる傾向」にあります。

また実際に会わなくてもテレビ電話などで相手の顔を見ることも可能で、たとえ言語がうまく伝わらなくても「翻訳アプリを使用」すればネット上でコミュニケーションはとれてしまいます。

翻訳アプリのみで会話をしている場合では、LINEなどのやりとりのスクリーンショットの提出が求められ、うまくコミュニケーションがとれていないと、審査に影響がでてしまいます。

もちろん結婚をして日本で一緒に生活することを考えているので、会話も共通言語で会話ができるようにお互い努力はされているとは思いますが、そういった証拠なども審査の時に役立つ可能性がありますので、保存しておくと良いです。

「会った回数が少ない場合」のこちらから詳細確認できます。

「年の差がある結婚」の場合はこちらから詳細確認できます。

マッチングアプリで出会っても隠さずに真実を伝える

マッチングアプリで出会った場合でも、正直に入管に伝えることが重要です。

ビザプロでも、マッチングアプリで出会いご結婚され方の配偶者ビザ取得を多くサポートさせていただいています。

その際のポイントは、「真実を伝える」ということです。

入管から情報が漏れることはない

SNSで出会ったことを親や友達に伝えていなく、バレたくないと言った場合も入管から親などに連絡がいくことはありませんので、ご安心してください。

発覚することを恐れて入管に嘘をついてしまうと、「何か隠しているのではないか=偽装結婚なのではないか」と疑われてしまうことになるので、嘘は絶対にやめてください。

コミュニケーションが取れているかが最重要ポイント

SNSやインターネット上での出会いの中で特に注意してもらいたいのが「コミュニケーションがとれているか」です。

インターネット上では、翻訳アプリでどの国の言語であっても翻訳してくれますが、場合によっては内容が理解できない翻訳の場合もあります。

翻訳アプリを使ってコミュニケーションを取っていることは問題ないのですが、翻訳アプリなしで意思疎通が取れない場合、どのように結婚するに至ったのかの説明が大切になります。

結婚は人生によっても重要なターニングポイントとなります。

その決断を翻訳アプリで何となくとなると、配偶者ビザの審査で疑義が生じます。

コミュニケーションの確認方法はLINE等のやりとり

配偶者ビザの審査はすべて書面審査になりますので、面接でアピールすることはできません。

書面でコミュニケーションがとれていることを証明するには、LINE等の普段のやりとりのスクリーンショットを提出することになります。

LINE等のやりとり画面のスクリーンショットは任意書類になりますが、「外国人配偶者が海外に在住している場合は提出した方が良い」書類になります。

LINE等のスクリーンショット時の注意点

  1. 日付がわかる部分をスクリーンショットする
  2. 名前があだ名になっている場合は、本名に直してからスクリーンショットする
  3. ケンカしている箇所は避ける
  4. 最低でも直近3か月分を提出する(1か月3枚程度) 
  5. スタンプや写真だけの箇所は避け、文字でやりとりしている箇所にする

スクリーンショットを提出する場合は、会話の中身まで確認されます。

会話の内容は普段やりとりしているもので大丈夫ですが、「おはよう」「おやすみ」など毎回同じやりとりだけでなく、恋人であれば何かしらやりとりしていると思うので、普段の一般的なやりとり部分を選定してください。

特段「愛してる」などの文字が入っていなくても問題はありません。

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