配偶者ビザの更新申請攻略ガイド

配偶者ビザ

配偶者ビザの更新申請をする人とその時期

日本人と結婚した人は「日本人の配偶者等」、永住者と結婚した人は「永住者の配偶者等」というビザが取得でき、在留期限を迎える前にビザの更新申請をする必要があります。

この更新申請は、在留期限の3ヶ月前からできるようになりますので、余裕をもって申請することをおすすめいたしますが、在留期限ギリギリで申請をしても在留期限までに申請が完了すれば問題はありません

在留期限を過ぎての“申請”はオーバーステイになってしまいますが、申請をして審査中に在留期限が過ぎてしまう場合でも在留期限前に申請ができていれば自動的に2ヶ月在留期限が延長になりますので、それまでに審査結果が出る形となります。

ちなみに早めに申請を出して結果が早くきたとしても、今持っている在留期限の日にちより前倒しになることはないので、故意に在留期限を少しでも伸ばそうとして在留期限ギリギリで申請するのはおすすめできません。ギリギリでの申請ですと何か問題が発生してしまった場合に時間がなく問題が生じてしまう可能性もあるからです。

審査ポイント

更新申請は新規でビザを取得する際に比べると難易度的には落ちますが、審査はしっかりされますのでポイントを押さえて申請をしないと不許可になるケースもございます。

▼審査ポイント

  1. 収入はあるか
  2. 結婚生活は続いているか(同居しているか)
  3. 犯罪歴などはないか
  4. 前回の申請と矛盾がある部分はないか

審査のポイントは大きく分けて4つございます。

1つ目は、収入です。
この収入は最重要ポイントであり、今安定している収入があるかということが大切でどのように生活を送っているのかが審査されます。また必要書類の中には日本人側の住民税の納税証明書・課税証明書があり、基本的にはこの証明書に記載されている金額で判断されますが、この証明書の最新版は毎年5月中旬~6月に取得できるようになりますので、タイミングによっては今の収入が反映されていない証明書を提出することになります。そういった場合はしっかりと現状の状況を説明する文章を作成するようにしましょう。

入管の審査で、審査官が調べてくれるといった考えで特に説明をしないと不許可になってしまうケースもありますのでご注意ください。また現在無職になってしまっている場合もその経緯の説明と将来設計をしっかりする必要があり、無職の場合はかなり審査は厳しくなってきます。

2つ目は、結婚生活が今も継続されているかという点です。
配偶者ビザは日本人または永住者と結婚していることを目的としてもらえるビザですので、仮に結婚生活が破綻している状況ですと不許可となります。ここで一般的にみられるのは同居しているかになり、住民票が別々になっている場合はその理由をしっかり説明するようにしてください。

3つ目は、犯罪歴です。
これは配偶者ビザに限ったことではありませんが、日本での生活の中で素行が悪く日本社会に影響を与える可能性があると判断されてしまう場合は不許可になる可能性があります。この素行要件の中には、税金の未納なども含まれますので、ご注意ください。

4つ目は、前回提出した内容との矛盾です。
基本的には真実に基づいて書類を作っていれば問題はない部分ですが、稀に日付や経緯などで矛盾が生じる方がいます。矛盾があるとどの内容が真実なのかがわからず、虚偽の疑いが生じそのことが原因で不許可になってしまう場合もございます。

必要書類について

更新申請に一般的に必要な書類は下記になります。これ以外に個々の状況に合わせて任意で書類が必要になってくる場合があります。

  1. 在留期間更新許可申請書  1通 
  2. 写真(縦4cm×横3cm) 1葉
    ※3か月以内撮影されたもの
    ※16歳未満の方は,写真の提出は不要です。
  3. 日本人の方の戸籍謄本の原本 1通
    ※申請人との婚姻事実の記載があるもの。
    ※発行日から3か月以内のものを提出して下さい。
  4. 日本人の方の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書の原本 各1通
    ※1月1日現在お住まいの市区町村の区役所・市役所から取得できます。
    ※配偶者(日本人)の方が申請人の扶養を受けている場合等で提出できないときは,申請人(外国人)の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書を提出して下さい。
    ※発行日から3か月以内のものを提出して下さい。
  5. 日本人の方の身元保証書 1通
    ※フォーマットがあります
    ※身元保証人には,日本に居住する配偶者(日本人)の方になっていただきます。
  6. 日本人の住民票の原本(世帯全員の記載のあるもの) 1通
    ※個人番号(マイナンバー)については省略し,他の事項については省略のないものとするようお願いします。
    ※発効日から3か月以内のものを提出して下さい。
  7. パスポート原本
  8. 在留カード原本

 

更新申請にかかる時間

更新申請にかかる審査の時間としては1ヶ月~2ヶ月ほどです。

これは東京入管の標準期間であり、場所や時期によって前後することがございます。東京入管は最も混んでいる入管であるので、地方の空いている入管であると1週間や2週間で結果がでる場合もあります。申請できる場所は管轄が決まっており居住地を管轄する入管での申請になります。好きな場所で申請ができるわけではありませんので、自分の管轄を調べて頂ければと思います。

不許可になるケースとは

更新申請であっても、不許可になることはあります。注意が必要なのが上記で説明した審査ポイントで、中でも「収入」「結婚生活の継続」です。

Case1 収入

どのビザの申請でもそうですが、生計要件はかなり重要になってきます。この生計要件というのは、日本でどのように生活していくのか、生活は安定しているのかというのが審査ポイントです。

この“安定”という言葉は様々な意味を含んでおり、例えばフリーランスになったばかりで収入が安定しない方、税金対策で収入を低く見せている方、仕事を辞めてしまって無職になってしまった方などは注意が必要です。

この安定性は、貯金額があればカバーできるのかという考え方もありますが、貯金があり収入が低い方よりも、収入はあり貯金がない方の方が有利です。というのも、毎月安定した収入があった方が貯金額よりも安定と見なされるからです。

Case2 結婚生活の継続

配偶者ビザは、日本で日本人または永住者の配偶者として生活するために取得するビザですので、「結婚生活が破綻している」「日本に一緒に住んでいない」「同居をしていない」などの事由が生じると審査はかなり厳しくなります。

日本にてビザを取得して一緒に住んでいないのであると配偶者ビザを取得している意味がなくなってきてしまいますので、そういうことに該当する場合にはしっかりと審査官にわかるように説明が必要になります。

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